「資格を取って自分一人で稼ぎたいけど、おすすめの稼げる資格ってあるのかな?」
一人で稼げる資格が欲しいけど、どれを選べばいいかわからないし、どうやって稼ぐのかを知りたい人もいるでしょう。
- 一人で稼げる資格があるって本当なの?
- 稼ぐコツってあるのだろうか?
- 一人で稼げる資格を取る際の注意点はある?
など、資格取得について知りたいことや疑問点も多いはず。
そこで今回は『一人で稼げる資格ランキング』をご紹介しつつ、『資格を活かして稼ぐコツ』について解説していきます。
資格取得の注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください!
目次:
持ってるだけで金になる資格!一人で稼げる資格ランキング!
①:社会保険労務士
社会保険労務士は、企業の厚生年金保険や健康保険などの社会保険に関する事務処理や、労務に関する相談などに応じる専門資格です。
主に、企業における労働と社会保険に関する問題を解決するために活用できます。
受験資格は「学歴」「実務経験」「試験合格」に分かれていて、全部で16項目あるうちのいずれか1つに該当していればOKです。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
社会保険労務士試験オフィシャルサイト
http://www.sharosi-siken.or.jp/exam/shikaku.html
②:行政書士
行政書士は、特定事業を行うために行政に提出する書類の作成や、相談業務などを行う法律の専門家です。
業務は多岐にわたりますが、なかでも行政に提出する書類作成が大部分を占めます。
受験資格はなく、誰でも受験可能です。
日本行政書士会連合会
https://www.gyosei.or.jp/information/introduction/
③:税理士
税理士は、所得税や法人税・相続税などの申告を納税者に代わって行ったり、それに関する相談を受ける専門家です。
それ以外にも会計処理のサポートや資金調達や収益向上などのさまざまなアドバイスや支援も行います。
受験資格には「学識」「資格」「職歴」3つの分野があり、いずれか1つの要件を満たすと受験できます。
詳細は以下サイトを参考にしてください。
国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/shikaku/shikaku.htm
④:基本情報技術者
基本情報技術者は、IT業界の基本的知識を商品やサービスなどのシステム開発に活かし、形にしていく仕事です。
情報処理に必要な論理的思考力や経営マネジメントについての知識も必要になります。
この資格を取ると実際行っている仕事の分野以外の知識も得られるため、キャリアアップを望めるでしょう。
受験資格はないので、誰でも受験できます。
独立行政法人情報処理推進機構
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html
⑤:応用情報技術者
応用情報技術者は基本情報技術者のワンランク上の資格で、より高い論理的思考力が求められます。
マネジメントや経営戦略について深い知識を得られるため、エンジニアでなくても活かせる資格です。
ITエンジニアの上級者として活躍できる資格であるといえます。
受験資格はないので、誰でも受験可能です。
独立行政法人情報処理推進機構
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
⑥:ITストラテジスト
ITストラテジストは、情報処理技術者です。
ITを活用してビジネスモデルを構築したり、ビジネスプロセスの改革や最適化を実現するための提案などを行います。
情報技術に関する深い知識と経験が求められる資格です。
受験資格はないので誰でも受けられます。
独立行政法人情報処理推進機構
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/st.html
⑦:中小企業診断士
中小企業診断士は、経営コンサルティングの専門家の中で唯一の国家資格です。
中小企業診断士は企業の成長戦略について、専門的知識をもとにアドバイスを行います。
また、具体的な経営計画を立てて実行し、その後の経営環境の変化を見ながらさらなる支援も行うため、幅広い知識が求められる資格なのです。
受験資格はないので誰でも受けられます。
一般社団法人中小企業診断協会
https://www.j-smeca.jp/contents/002_c_shindanshiseido/001_what_shindanshi.html
⑧:宅地建物取引士
宅地建物取引士(宅建士)は、不動産取引の専門家です。
「物件に関する重要事項の説明」「重要事項説明書への記名と押印」「契約書への記名と押印」これら3つの業務は「独占業務」となっているので宅建士の資格がないとできません。
その代わり資格を持っていれば重宝されるので、一人でも稼ぎやすいと言えます。
受験資格は必要ないので誰でも受験可能です。
一般財団法人不動産適正取引推進機構
https://www.retio.or.jp/exam/exam_detail.html
⑨:一級建築士
一級建築士は、主に建築物の設計をしたり工事の監理を行ったりします。
建物などのデザインだけでなく、安全性や耐震性などを考慮した上で構造と設備を設計するので、人々の暮らしに密接した仕事です。
受験資格は以下の通り。
- 大学、高等専門学校(旧制大学を含む)において、指定科目を修めて卒業した者
- 二級建築士
- 国土交通大臣が、上記の二者と同等以上の知識及び技能を有すると認める者
- 建築設備士の資格保有者
公益財団法人建築技術教育普及センター
https://www.jaeic.or.jp/shiken/1k/index.html
⑩:電気工事士
電気工事士は、電気設備の工事と取扱いの際に必要な国家資格です。
第一種・第二種があり、第二種が扱えるのは「一般住宅」「小規模な店舗・事業所等」「家庭用太陽発電設備」などの比較的小規模な工事で、第一種は第二種の範囲に加え、工場やビルなどの大規模な工事も含まれます。
電気工事士は人々の生活との関わりが深い仕事なので、需要が多く稼ぎやすいでしょう。
第一種・第二種ともに受験資格はありません。
一般財団法人電気技術者試験センター
https://www.shiken.or.jp/construction.html
一人で稼げる資格を活かして稼ぐコツや資格取得の注意点は?
先ほど紹介したような資格を取得するだけで、本当に一人で稼げるようになるのか心配な人もいるでしょう。
何か資格を活かして稼ぐためのコツはあるのかが気になるところですよね。
また、資格取得時の注意点についても把握しておきたいはず。
というわけでここからは、『一人で稼げる資格を活かして稼ぐコツ』や『資格取得時の注意点』について解説していきます。
一人で稼げる資格を活かして稼ぐコツは?やっぱり人脈が必須?
一人で稼げる資格を活かして稼ぐコツは、まず実績を積むことです。
持っているだけで対外的にスキルを証明できますがそれだけでは稼げませんので、資格に関わる仕事を出来るだけ多くこなしましょう。
資格取得直後はどこかの企業に所属して経験を積むのも有効な手段です。
企業によっては、資格を持っていると手当が支給されることもあるので、一定期間経験を積んで独立するのもいいでしょう。
また、一人で稼げる資格を活かして稼ぐために人脈は必須です。
一人で営業活動をし、自分を売り込んでいく上で、人脈がなければ仕事獲得までの難易度が上がるでしょう。
仕事獲得のために広告を使うこともできますが、費用がかかります。
人脈が多ければ費用をかけずに自分を売り込むことができるので、なるべく人とのつながりを大事にしましょう。
一人で稼げる資格とは常に需要があるもの?資格取得の際の注意点は?
結論を先に言うと、一人で稼げる資格は需要があります。
前項で紹介したような資格の多くは、社会において必要とされていることがほとんどなのです。
とくに、その資格を取得していないと仕事に携わることができない「業務独占資格」と呼ばれる資格は需要があります。
誰でも簡単に始められるわけではないし、資格取得の難易度も高いからです。
たとえば今回ご紹介した10個の資格の中では「社会保険労務士」「行政書士」「税理士」「宅地建物取引士」「一級建築士」「電気工事士」が該当します。
ただし、大学卒業していないといけないものや、実務経験が必要なものもあるので注意してください。
また、独学では難しいものもあるので見極めが必要です。
独学で難しいと感じたら、通信教育や学校に通うと資格取得までの近道になるでしょう。
一人で稼げる資格のメリットとデメリットを徹底解説!
一人で稼げる資格のメリットは、高収入を得られるところでしょう。
全国どこにいても専門的な知識を活かせるし、企業に勤めたり独立したりと、選択肢が広がります。
デメリットは、難易度が高いものが多いことです。
今回ご紹介した資格の中にも合格率数%の資格があるため、資格取得のためにはかなりの集中力が必要になってくるでしょう。
一人で稼げる資格って高卒でも取れる?今すぐに稼ぎたい場合は?
一人で稼げる資格は難易度が高いものが多いと聞くと、高卒でも取れるか心配ですよね。
ここでは、一人で稼げる資格は高卒でも取れるのか、また、今すぐに稼ぎたい場合どうしたらいいのかを解説します。
一人で稼げる資格は高卒でも取れる難易度なの?
結論、高卒で取れるものと大卒じゃないと取れないものがあります。
一人で稼げる資格は基本的に難易度が高いものが多く、専門的な勉強をかなりしなければなりません。
今回ご紹介した10種類の資格の中でいうと、「大卒・実務経験必須」など条件があるものでない限り勉強すれば高卒でも取れます。
独学が難しい場合は通信教育などを利用すると効率的に学べるでしょう。
いずれは一人で稼げる資格が欲しい!けど今すぐ稼ぎたい時は?
いずれは一人で稼げる資格が欲しいけど今すぐ稼ぎたい人は、取ろうとしている資格に関係する仕事に就くことをおすすめします。
実務経験を積むことが、資格取得への近道になることがあるからです。
働きながら資格取得に向けての経験が積めるのは一石二鳥ですよね。
また、すでに本業があって今すぐ転職するのが難しい場合は、副業がおすすめです。
たとえばIT関係の副業だと在宅でできるので平日の夜や土日などを利用して稼げるし、いずれ資格取得につながるでしょう。
むしろ、今のうちに副業はしないとヤバいというのが正直なところ。
厚生労働省が働き方改革の一環として提案したことで普及しましたが、副業しないとやばいんです。
以下の記事では、収入源が1つだと生きていけない理由をご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!
→副業しないとやばい?地味に儲かる副業は?安全な副業ランキングを公開!
まとめ
今回は一人で稼げる資格10選と、稼ぐコツや資格取得の注意点をご紹介しました。
資格取得まで難易度が高いものもありますが、将来的に収入アップにつながるものばかりなので、ぜひチャレンジしてみてください。
ただし、受験資格が必要なものもあるので注意が必要です。
また、一人で稼げる資格は高難易度のものが多いので、自分でも取得できるのかを事前に見極めるてから挑戦するようにしましょう。
資格取得後は実績や人脈を作ることが稼ぐコツです。
どんどん経験を積んで仕事を発注してもらえるようになれば、一人で稼げるようになるでしょう。
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